記念日

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昨日、11月2日、彼と知り合って一年記念日。

でも、きっと彼は覚えていないだろうと思っていた。

会社から戻って、恒例のミーアとのイチャイチャのあと、

彼から電話がかかってきて、

「今、近くの○駅だから、一緒にお食事しょう。」

うれしくて、帰ってきたばかりなのに、すぐ出かける準備をした。

ミーアはそれを察知したのか、

玄関までついてきて、ドアの前にデ~ンと寝っころがって、

のどをゴロゴロ言わせていた。

まるで、「え~?また出かけるの?行かないで~」

と言っているようだ。

「ごめんね、ミーア。ちょっとお食事するだけだから、すぐ戻ってくるからね。」

マンションから出ても、頭上からミーアの鳴き声が聞こえてきた。

朝の出勤とか、普段お買い物に行くときはもう鳴かないのに。

ミーアったら、やきもち?(まさか。はは)

 

彼とお食事してるときに聞いてみた、

「今日なんで急にお食事しようって言ったの?」

「ちょうど会社早く終わったし、たまにはと思って。」

やっぱり、覚えていないんだね。

ま、いいけど・・・

ケース 2 殺猫未遂事件

 

実家で、いつもノラ猫にえさをやっていた。

ある夏の午後、窓を開けて、そよ風に吹かれながら、小説に没頭していた私は、

「ガッシャーン!」という音にびっくりして見回したら、

常連のノラ猫が窓から入ってきて、窓際においてあるシマリスのケージを倒したのだった。

そして、倒れた拍子に、ケージのドアが開いて、

びっくりしたリスはバッと飛び出して、そのままノラ猫の口へ・・・

「こら~!それはうちの子、おまえのえさじゃない!!」と追いかけたのも虚しく、

私が最後に目にしたリスの姿は猫の口から垂れているふさふさのしっぽだけだった・・・・・・

 

何度も何度も悔やんだ。

私が窓を開けなければ・・・

私が本に夢中になってなければ・・・

ケージのドアを補強しておけば・・・

と。

「あのノラ猫は本能だから、しょうがない」と自分に言い聞かせても、

いつもえさをいっぱい与えているのに、この恩を仇で返すような仕打ちをどうしても許すことができなかった。

次の日、ふっと見ると、あの猫がふてぶてしくも窓の前で昼寝しているではないか!

とっさに手元にあった桃を投げつけた。

見事に頭に命中して、猫は1mも飛び上がった。それから一目散に逃げた。

その後姿に果物ナイフを投げた。もちろん当たらなかった。(本気で当てるつもりもなかったが)

でもそれ以来、その猫は二度とうちの庭に姿を現さなかった・・・

 

 

と思ったら、その後もちょくちょくやってきては、ガラス越しにうちのリスを狙っていた。

懲りないヤツだな・・・@_@

さっきmiyumilさんのブログを見て思い出した、

私のノラ猫虐待事件(?)。

 

ケース1  子猫拉致事件

昔、実家の私の部屋は庭の前に位置していて、よくノラ猫達が庭に遊びに来るのを見かけた。

いつも母にナイショで、ハムやらミルクやらを盗み出して、ノラちゃんたちにあげた。

中にはうちの庭で出産した母ネコも。

子猫の姿は見えなかったが、よく「みぅみぅ」元気そうに鳴いてるのを聞いて、

「あぁ、子育ても大変だろうな、お腹いっぱい食べさせてあげよう。」と思った。

子猫が無事大きくなったある日、窓際にえさをおいたら、

ひょこっと一匹子猫が現れて、クンクン匂いを嗅いでから、もぐもぐ食べ始めた。

試しに窓からぽんぽんと部屋の中へえさを並べていったら、

その子猫はえさに釣られて、どんどん部屋の奥へ入ってきた。

そこで、私は窓まで猛ダッシュして窓を閉めた。

子猫は閉じ込められたと分かって、えさもそっちのけて、部屋中大暴れし始めた。

なだめようと手を伸ばしても、ガブガブ噛み付かれるばかり。

でも、不思議なことに、子猫がニャーニャー鳴いても、

母ネコはチラッと中を見ただけで、慌てるふうもなく、えさを食べていた。

危険はないと分かってくれていたのかしら。

子猫の方は諦めたのか、おとなしくなって、私が用意した箱に入って、丸くなった。

あんなに食い意地張っていたのに、ハムとミルクをあげても、見向きもしない。

撫でても噛まなくなったが、すねすね状態。

かわいそうなので、窓のところに抱っこして、放してあげた。

子猫は一目散に母ネコのところに走って行って、うぎゃーうぎゃーと抗議を始めた。

「お母さん、なんで助けに来ないんだよ~!こわかったにゃ~。」

母ネコはようやくえさを食べるのをやめて、ペロペロわが子をなめた。

「大丈夫だよ。あの人はこわくないから。無事に帰って来れたでしょう。」

と言っているようだ。(←そう思うのは私だけ?(^^;;)

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