ネコたちのことの最近のブログ記事[1/7]ページ

最近ネコたちに薬を飲ませるのがだいぶラクになった。
 
と言っても、別に私がスキルアップしたわけではないし、
 
ネコたちが心を入れ替えたわけでもない。(^^;;
 
 
 
日曜日に病院行った時、先生に、
 
この仔たち、なかなか薬を飲んでくれないんです」と訴えてみたら、
 
これならどうでしょうか?」と先生がある秘密兵器を取り出した。
 
チューブからニョロと出た怪しげな黒褐色の軟膏、
 
先生はこれを指に載せて、ミーアの顔に近付けてみるとーーーー
 
ミーア最初はちょっと顔をしかめたが、クンクンしてから、恐る恐るペロッ。
 
意外と美味しかったらしく、また遠慮がちにペロペロ・・・
 
なんとこの軟膏は栄養剤で、
 
ネコが病気で弱っているとき、ごはんを食べないときに舐めさせたりするものなんだって。
 
これに薬を練り混ぜて舐めさせる方法を勧められた。
 
なるほど~~!
 
 
 
ん?でも、まだ一つ心配が・・・
 
あの~、もし薬を混ぜると舐めてくれなくなったら?
 
そしたら、こうしてみましょう。」と先生は軟膏をペチョとミーアの前足につけた。
 
ミーアは足についたネバネバがすごく気になるらしく、入念になめなめして全部舐め取った。
 
ネコは自分の体にものが付くのがいやなので、こうして舐めて掃除しようとします。
 
薬が入っていても、この方法なら自主的に舐めているからストレスは少ないと思いますよ。
 
す、素敵~~!!
 
あぁ、もっとこの方法を早く知っていたら・・・~>_<~
 
 
 
念のため、他の2匹にも試してみた。
 
やはり2匹とも自分から舐めてくれた。
 
ウインクに至っては、全部舐めた上に、カジカジと先生の指に噛り付いた。(--;;
 
きゃ~~す、すみません。(キミ、そんなに美味しかったんかい?)
 
早速病院から軟膏を少し分けてもらった。
 
さて、効果のほどは、また続きを・・・
さて、先生から画期的な薬の与え方を教わって、家に帰って早速実行してみた。
 
 
 
まず、下痢の症状が一番気になるウインクから。
 
病院では先生の指に噛り付くほど食いつきがよかったのに、
 
やっぱり薬を混ぜると食べたがらない。
 
ふっ、人(猫)生経験浅いのに、キミもなかなかヤルね。
 
ま、想定範囲内(?)の反応だったから、気にせず次のステップへーーーー
 
ウインクの鼻にペチョとつけてみた。
 
しばらくぽかーんとしていたが、可愛いピンクの舌を出してペロッ。
 
おぉっ!!舐めた~~~~♪
 
更につけようとしたが、ウインクが嫌がったので、ストレスの少ないようにと、おててにペチョ。
 
しかし、これが失敗だった。
 
なんとウインクは舐めずにそのまま放置。
 
・・・キミって、意外と神経太いのね?(--;;
 
しかも、おててに軟膏をつけたままトイレに入ったものだから、トイレ砂がいっぱいくっついてしまった。
 
ネコとして、どうかと思うよ、ウインク?
 
慌てて拭き取ってあげた。(実はこれがウインクの作戦だったりして・・・?)
 
でも、口につければ舐めることが分かったので、以降そうすることにした。
 
 
 
次に元ゲンチビことジュニアの番。
 
この仔は2種類の薬が出ているので、量がウインクより断然多い。
 
その分軟膏も多目に混ぜた。
 
ジュニアは自分からはもちろん舐めてくれなかったし、
 
鼻につけたのを仕方なしに舐めたあと、ヨダレだらだら泡吹き吹きの蟹さん状態(--;;
 
薬の量が多いから全部鼻につけられず、前足にペチョっとやってみたら、
 
ブンブン前足を振り回して、薬のほとんどを振り落としてしまった。(涙)
 
なので、ジュニアに薬を飲ませた後が一番大変。
 
ヨダレと飛散した軟膏を拭いて回らなくちゃいけない。
 
でも、ジュニアは一応身嗜みがしっかりした仔で、きれいに体を掃除するので、
 
軟膏を薄く延ばして振り落とせないように前足につければ、比較的いっぱい飲ませられる。
 
 
 
最後にミーア。
 
実はミーアに飲ませるのが一番楽だと思う。
 
力が仔猫たちよりあるが、性格がとても大人しいので、絶対に(私に)怒らない。
 
せいぜい「フニャ・・・」と鳴いて後ずさるぐらい。
 
爪もそれほど立てない。
 
あと、ミーアを押さえる力加減を把握してるから、仔猫のときのように、
 
「痛くしちゃったらどうしよう。」とか、「ウインクの心臓がバクバクしてる!心臓に悪いかも。」とか、
 
心配しなくて済む。
 
ミーアに飲ませるときは、左手に軟膏を載せたスプーン、右手でそれを小分けにして飲ませるが、
 
両手が塞がって、後ずさるミーアを固定できない。
 
そこで、私が取ったポーズはーーーー
 
ミーアを膝の間に挟むようにして床に正座する。
 
もっと分かりやすく言えば、馬乗りならぬ「猫乗り」の体勢。
 
もちろん体重をかけないが、これでミーアの逃げ道を封じることが出来る。
 
あとは「ふっふっふ」と笑って、(←ウソ)少しずつ薬を口や鼻の周りにつけるだけ。
 
最後に指に残った軟膏をミーアの前足に塗りつけて終わり。
 
ふぅ~~(^^)
 
 
 
3匹にお口直しにごはんを出して食べさせる。
 
これはネコが食後に体を舐める習性を利用して、念のために足に残った薬を全部舐めてもらうため。
 
3匹が揃って顔を洗ってるところは、なんとも可愛い光景である。(^^)v
 
(ちなみに楽になったとはいえ、薬飲ませてる時は戦争なので、写真が撮れません・・・(^^;;)
 
 
 
愛猫に薬を飲ませるのに苦労してる方や、これから万が一愛猫が病気にかかった場合、
 
ぜひこの方法を試してみてくださいね。
 
注:軟膏は栄養剤でも毛玉取りでもOKだそうです。混ぜる薬は粉薬です。
 
(錠剤には別の方法があるらしいです。)
 
 
 
必死で手についた薬を舐め取るミーアとジュニア
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新たな試練

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ちょっと更新を怠ってしまったが、最近あったことをざくっと書き留めておきたい。

28日の日曜日、ジュニアとウインク兄弟の再診の日。
 
2匹はまたもやかわいいおシリから検温と採便された。
 
「フギャー、ミャー」と悲鳴をあげながら必死で暴れもがく2匹。
 
「ごめんねごめんねごめんね」と必死で謝りながら押さえる私。
 
あぁ、この時が一番つらい。(T_T)
 
 
 
そして、検便の結果、
 
2週間薬を飲ませ続けた甲斐があって、2匹とも寄生虫(*1)がなくなった!!
 *1:トリコモナス原虫
や、やった~~~♪
 
もうこれで心を鬼にして嫌がる子猫を捕まえてむりやり口に薬を擦り付けなくて済む・・・
 
 
 
と喜んでいたら、
 
腸の中のある菌(*2)がちょっと多すぎるとの結果が!
 *2:キャンピロバクター
今度はこの菌を抑えるための粉薬を、また1週間一日二回・・・
 
思いっきり
 
Oh, No~~~~~!!
 
って叫びたい気分だった。(--;;
 
でも、子猫の健康のためだ。頑張ろう!
 
それに粉薬を飲ませるなんて、栄養剤軟膏という秘宝を手に入れた今、もうチョロイもんね。(^^)v
 
そういえばこの菌、去年ミーアが下痢ピーになってたときもこいつの仕業だった。やっぱり遺伝?
 
 
 
しかし、これだけでは終わらなかった。
 
「念のため、子猫には一度虫下しを飲ませた方がいいです。」と言って、
 
渡されたのは、錠剤の薬。
 
ジュニアは1/2錠を、ウインクは1/4錠を2個ずつもらった。
 
私はまた悩み込んでしまった。
 
「粉薬を飲ませるのには慣れたけど、錠剤ってどうやって飲ませるんだ?」
 
更に、塗り薬までもらってしまった。
 
これで耳の中やハゲた皮膚に塗るのだという。
 
 
 
こうして1時間半の診察が終わり、粉薬、錠剤、塗り薬と、3種類の薬をもらって帰った。
 
この日は2回目のワクチンも受けたので、錠剤の虫下しは次の日に飲ませた。
 
「口をこじ開け、薬をのどの奥まで落として、吐き出さないように口を押さえる。
 
優しくのどをさすって、ゴクって飲み込んだらOK」と調べた方法の通りにやってみたら、
 
すんなり飲み込んでくれた♪
 
私・・・・・・このまま行くと、動物病院のナースになれるかも?!(^^;;

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