さっきmiyumilさんのブログを見て思い出した、
私のノラ猫虐待事件(?)。
ケース1 子猫拉致事件
昔、実家の私の部屋は庭の前に位置していて、よくノラ猫達が庭に遊びに来るのを見かけた。
いつも母にナイショで、ハムやらミルクやらを盗み出して、ノラちゃんたちにあげた。
中にはうちの庭で出産した母ネコも。
子猫の姿は見えなかったが、よく「みぅみぅ」元気そうに鳴いてるのを聞いて、
「あぁ、子育ても大変だろうな、お腹いっぱい食べさせてあげよう。」と思った。
子猫が無事大きくなったある日、窓際にえさをおいたら、
ひょこっと一匹子猫が現れて、クンクン匂いを嗅いでから、もぐもぐ食べ始めた。
試しに窓からぽんぽんと部屋の中へえさを並べていったら、
その子猫はえさに釣られて、どんどん部屋の奥へ入ってきた。
そこで、私は窓まで猛ダッシュして窓を閉めた。
子猫は閉じ込められたと分かって、えさもそっちのけて、部屋中大暴れし始めた。
なだめようと手を伸ばしても、ガブガブ噛み付かれるばかり。
でも、不思議なことに、子猫がニャーニャー鳴いても、
母ネコはチラッと中を見ただけで、慌てるふうもなく、えさを食べていた。
危険はないと分かってくれていたのかしら。
子猫の方は諦めたのか、おとなしくなって、私が用意した箱に入って、丸くなった。
あんなに食い意地張っていたのに、ハムとミルクをあげても、見向きもしない。
撫でても噛まなくなったが、すねすね状態。
かわいそうなので、窓のところに抱っこして、放してあげた。
子猫は一目散に母ネコのところに走って行って、うぎゃーうぎゃーと抗議を始めた。
「お母さん、なんで助けに来ないんだよ~!こわかったにゃ~。」
母ネコはようやくえさを食べるのをやめて、ペロペロわが子をなめた。
「大丈夫だよ。あの人はこわくないから。無事に帰って来れたでしょう。」
と言っているようだ。(←そう思うのは私だけ?(^^;;)
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