土曜日に受けた検査と言えばこれはどうしても書いておかなければならない。
最後に受けた血液検査のための採血で、酷い目にあった。
新米の看護婦さんらしくて、ものす~っごくヘタクソ!
ブスって刺されたときからずっと痛くて、しかも試験管5本分も取らなきゃいけないから、
最後には血が出にくくなったみたいで、思い切り注射器で血を引き抜かれた。
ジュジューって音が聞こえそうなくらい。
そんな私の腕には、1週間近く経った今でも、青あざが残っていて、触ると痛い(T_T)
今度また採血するようなことがあったら、絶対アイツにはやらせない!!
最後に受けた腹水穿刺っていうのが面白い体験だった。
(なんか「穿刺」って字を見ただけで痛そう。汗)
要するにお腹に穴開けて、溜まってる水を少し抜くこと。
このサンプルを分析して原因を探すというわけ。
先生から説明を受けたとき、真っ先に「い、痛いですか?」と聞いてしまった。(^^;;
先生は「麻酔するから、痛くないよ。最初の麻酔の注射だけちょっと痛い。」と答えた。
麻酔の注射だけならチクッと1回だけで済むから、いいか、と思ったのが甘かった。
この最初のチクッだけでもかなり痛い!
そして麻酔液が注入され、麻酔が効いてくると、
先生が針の先で皮膚をツンツン突いても痛みを感じなくなった。
「麻酔効いてますか?痛いですか?」
「いいえ、痛くないです。」
(もう痛いのはこれで終わり、ホッ)と思っていたら、先生の次の言葉で震え上がった。
「麻酔が効いてるのは表面だけですから、もうちょっと奥に進みますね。ちょっと痛いですよ。」
って約束がちがーーーーう!麻酔は1回だけじゃないの?!と抗議する間もなく、
麻酔の針が更に進み、また激痛に襲われた。
しかも、恐ろしいことに、これを5回も繰り返された。奥へ行くほど痛い(涙)
知らなかった。麻酔ってこんなに地道な作業だったのね。1回で済むものだと思ってた。
でも、麻酔が全部効いた後、穿刺用の針(もっと太い)を刺されても、
違和感があるだけで、全然痛くなかった。
サンプル用の水を取ってから、あまりにも私のお腹が張っていて辛そうに見えたのか、
先生は「苦しくないですか?今日少しお水を抜きましょうか?」と言って、500ml分抜いてくれた。
とても優しい先生である。
これで500g分痩せたかしら?(^^;;
こうして、病院での苦難の6時間が過ぎ、家に帰ったのだった。
彼の名言
「ねぇねぇ、どうしよう、お腹に水がいっぱい溜まってるんだって。」
「よかったね。砂漠で遭難したら、間違いなくキミの方が助かる確率が高いよ。」
「よ、よくない。どうやって利用するのよ。お腹に蛇口でもつけるの?」
「いやだな・・・、このぽっこりお腹、病気とは言え、みっともない。」
「大丈夫、ラクダのコブが前に生えたようなもんさ。」
「あの・・・、それって、みっともないラクダじゃない?」
「ねぇ、このお腹の包帯、もう取ってもいいよね?」
「ダメダメ、水風船に穴が開いたらどうなる?取ったらプシュ~~だよ。」
「・・・・・・」
というわけで、私は1個の水風船である。(今は)