戦争の発端は、8月15日(終戦記念日なのに)に動物病院で先生に言われた一言だった。
「この駆虫薬を1日2回、1週間続けて全員に飲ませてください。」
あぁ、この日の夜から、私と3匹のネコたちの熾烈な戦いが始まった。
(最初はお見合いに来ていたティファニーちゃんも含め、4匹だったが、
武力行使によって薬を飲ませたことに、彼女が大層お怒りになり、
次の日、「実家に帰らせていただきます!」と行ってしまわれたーーーー
ってのはジョーダンで、お見合いが無事終了して、飼い主さんに返したのだ。)
前にも書いたように、いろんな方法を試したが、ネコたちは頑として飲んでくれず、
仕方なく病院に電話して教わった方法で毎日、
粉薬をほんの少しの水で指につけて、彼らを1匹ずつ捕まえ、足の間に固定して、
口をこじ開け、上あごに擦り付けたあと、口を押さえ、のどをやさしくさすってあげた・・・
がっ!
敵もさるもの、押さえられている間は暴れまくり、飲まされた後は口の周りに泡を吹き、
自由になればヨダレだらだらで家中歩き、挙句の果てにゲェと吐き出す・・・
それを私がティッシュを持って拭いてまわるという、実に情けない図。
でも幸い一番治療を必要としているウインクは、比較的おとなしく飲んでくれて、
ウンチも最初の黄色い水から、固形になりつつあった。
心配なのは、ほとんど飲み込んでいないミーアとジュニア(チビの名前決定)、
この前は虫が見つからなかったけど、何しろお互いのおしりをペロペロなめあっているので、
感染してもおかしくない。
しかもここ2、3日、2匹の便が柔らかくなってきたようだ。
そこで、今日の再診に、3匹とも病院に連れて行った。
2時間に渡る検査と診察の結果ーーーー
ミーアとジュニアに感染は見られず、ウインクも数値が下がったということだった。
この瞬間、両腕両足に負った無数の生傷をさすりながら、
私はこの七日間戦争に於いての勝利を確信した(^^)v
しかし、ウインクの虫が完全に無くなるまで引き続き薬を飲ませなければならず、
戦いはまだまだ続く・・・(--;;
今日の写真は携帯で撮ったので、あまり画質がよくない。
キャリーバッグの中の3匹