もし、今の記憶と知識のままで、過去に戻れるとしたら、いつがいいですか?
戻ったら、何か違う選択をしますか?
同じ人を愛しますか?
同じ失敗を繰り返しますか?
そんな質問を問いかけられた一冊の本ーー
「リプレイ」
多分10年以上前に読んだのだと思う。
今では著者も訳者も覚えていないけど、
もしも、私が主人公のような境遇にいたら・・・と妄想を膨らましていたのは覚えている。
あの時、もし、もう一つの選択肢を選んでいたら・・・
果たして、私は今と同じような生き方をしているんだろうか。
1つだけ確信できることは、多分、過去に失敗した恋愛の相手を好きになったりしないと思う。
彼らは私の運命の人ではなかったから。
思い出は楽しかったが、一回だけで十分。
もし時間を巻き戻してでもやり直したい人がいたら、きっとその人はホンモノだね。
この前、何気なく彼に聞いてみた。
「もし、今の記憶と知識のままで、過去に戻れるとしたら、いつがいい?」
「●*×%△#&」(←私たちが出会う何年も前の頃)
「戻ったら、何か違う選択をする?」
「%△#&●*×」(←仕事のこと)
「その時付き合ってた彼女とか、同じ人を好きになる?今度は失敗しないように気をつける?」
「君を探しに行くよ。」
・・・・・・
ねぇ、ウソでもね、すっごく嬉しかったよ。
貴方のその一言で、幸せな気分。
人生にリプレイはない、だからこそ大切にしたい、この人やあの人との縁。
それでも時々想像してみたいーー
もし、あの時に戻ったら・・・
P.S.ググってみたら、見つかりました、「リプレイ」の紹介↓興味のある人は反転して見て下さい。
リプレイ/ケン・グリムウッド作(新潮文庫出版)
あらすじーー
ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、 43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また--。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。