ペットの最近のブログ記事[7/25]ページ

昨日の帰り、またあのペットショップに寄ってみた。

前いたアメショーの子猫の兄弟(♂と♀)が1匹だけになってしまった。

残ってたのは女の子の方で、

ショーブースの中からガラス越しに、弱弱しく「ニャー」と私に鳴きかける。

あぁ、それが「連れてって~」と聞こえるのは、私の幻聴だろうか。

まだ生まれて6~7週間、お母さんから引き離され、

一緒に寄り添っていたお兄ちゃんもどこかへ行ってしまって、

どんなに心細い思いをしているのだろう。

 

でも、でも、うちにはミーアが・・・

えっ?ミーアのお嫁さんにどうか?

実はその手も考えていたけど、それじゃ幼女虐待になっちゃう。

うちの暴君ミーア様にかかったら、こんなちっちゃい子はひとたまりもないでしょう。

ぬいぐるみのライオンちゃんの無残な姿を思い出しただけで、嗚呼恐ろしや。

それに、日中会社で家にいない私には、こんな小さい子の世話は到底満足にできない。

ミーアだって3ヶ月でうちに来たとき、一人にするのをすごく心配してた。

ミーアがベビーシッターやってくれるわけ絶対ないし。

 

と葛藤しつつ、子猫の視線に苛まれながら、ペットショップを背にした。

いいお母さんに連れてってもらえるといいね。

ペットショップをのぞくことに、なぜか後ろめたさを感じてしまう。

ミーアを買ったと言ったら、知人に怒られた。

その人は猫を何匹か飼っているけど、保護したノラちゃんばかりで、

「あなたも飼うなら、そういう子を飼いなさいよ」というわけ。

 

そして、ミーアがあまりにも可愛いから、ミーアの子供もほしいなと思うようになって、

お嫁さんをもらって、子猫を産ませたいなと言ったら、また怒られてしまった。

曰く「世の中にはかわいそうな子猫がいっぱいいるのに、なぜわざわざ子供を作らせるのか」。

「でも、猫は多頭出産だから、うちは親子合わせて4匹が限界で、

産ませるとしたらそれ以上生まれた場合の対処法をちゃんと考てから。」

と一応私なりに考えてるんですけど。別にうちでかわいそうな子猫を作るつもりはないのよ。

「そうじゃなくて、4匹飼えるんなら、里親になるとか、保健所で処分される子をもらうとか、ノラちゃんを保護するとか、かわいそうな猫から飼いなさい。子猫がほしいんでしょう?赤ちゃん猫だっていっぱいいるから。」

 

ちょ、ちょっと待って。

おっしゃる意味はよ~くわかる。確かにそういう子たちはかわいそうだと思う。

血統書付とか、ミックス(なんで雑種と言っちゃいけないんだろう)とか関係なく、みんな可愛いと思う。

でも、でもね、私の言い分も聞いてくれる?

私は猫を飼おうと思って、ペットショップに行って買ってきたわけではない。

たまたまのぞいたら、ミーアと運命的な出会いをしてしまっただけです。

 

♪あの日 あの時 あの場所で キミに会えなかったら~

あ、違う、歌ってる場合ではない。

 

一目惚れした人がたまたま有能若手社長だったようなものです。

別に乞食でも王子様でも可能性は同じです。

そして今、私がほしいと思ってるのは、「ミーアの子」であって、「ただの子猫」ではありません。

「4匹の猫が飼いたい」じゃなくて、

「ミーアとその家族のために、頑張って4匹までなら快適に過ごせる空間と行き届いた世話ができる」のです。

私はネコたちの救世主にはなれません。

「かわいそうだから救ってあげよう」と飼うことはできません。

そんなの、ネコ族を上から見下ろしている人間の自己満足でしかないと思います。

(↑なんかこの一言でたくさんの人を敵にまわしそうだわ、汗。)

 

「地球には戦争で家族を亡くし、住むところも食べるものもない、かわいそうな子供たちがたくさんいます。

なのに、まだ自分たちの子供を作るんですか?

子供がほしいなら、アフリカの難民の子供を養子にもらってきてください。

かわいそうな子供たちを救ってください。」

と言い返したいが、私のへ理屈でしょうか?

私の家は最近ホーンテッドマンションと化している。

 

夜な夜な、廊下の電気がフッと点いたり、消えたり・・・

寝静まった夜中、どこからともなく鈴の音が聞こえたり・・・

寝ているとき、耳元に生暖かい息がかかったり・・・

        胸元に重い感触があったり・・・

        湿った生ぬるいもの顔面を往復したり・・・

朝起きると、ティッシュが一箱なくなっていたり・・・

テレビを見ていると、いいところでチャンネルが変わったり・・・

 

そして、今朝も

6時に隣のリビングにあるテレビがパチッと点いた。

流れてくる音声に起こされて、私が見たものは――

キャ―――っ!貞子ぉ――――――!!!

       ・

       ・

       ・

ではなく、リモコンで遊んでいるミーアの姿。

「あ~ぁ、もう、ミーアったら。ママはまだ眠いのよ。」

仕方なく起き上がってテレビを消して、ふとんに戻って、ミーアのペロペロ攻撃も無視して、寝直した。

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