昨日の午前中、彼の診断を聞きに病院へ。
この3日間薬を飲んだおかげか、症状がだいぶ和らいできた。
一応「過敏性肺炎」という診断がくだされ、(病因はやはりネコと思われる)
そうすぐに入院!というほどではなくなった。
先生の勧めで、午後に呼吸器の専門外来で診てもらうことになった。
一旦帰宅して、午後また病院へ行った。
呼吸器の先生も、
「今すぐ入院しなくてもいいが、日程を調整して近いうちに一回検査入院したほうがいい」
との意見。
そして、精密検査を受けるために、私が入ってるJ大学病院に紹介状を書いてくださった。
本当にホッとした。
これでやっと安心して熟睡できる。
前日の夜なんか、彼が寝てる間に発作を起こして、呼吸ができなくなってしまうのを心配して、
ずっと彼の息に神経を集中させて、ほとんど眠れなかったのだ。
夕方はウインクとジュニアを病院に連れて行った。
ウインクは真菌症の再診で、やはりまだカビはいた!
先生も困った様子で、別の薬を処方した。
ジュニアは至って元気で、特に病気があるわけではなかったが、
実は1ヶ月ぐらい前から、体の大きさがほとんど変わってない。
成長が止まっているんじゃないかと思って、心配になって連れて行った。
体重を量ってみるとやっぱり、9月末に家で量った時の1.8kgと同じ。
一方、ウインクはすっかりぷくぷくと太っちゃって、2kgを超えた。
ついに体重がジュニアのを上回ってしまった。
う・・・ん、喜んでいいのか、いけないのか、よく分からない。(--;;
しかし、先生は特にジュニアの体に異常はないという。
もうしばらく様子を見てみよう。
昨日の夜、彼が一晩中ひどく咳き込んで、息もできないぐらいに苦しくゼェゼェハァハァやっていた。
もともと喘息気味と聞いていたので、咳止めと喘息の薬を飲ませた。
二人ともほとんど一睡もできなかった。
実は先週帰ってきたときもまったく同じことがあった。
夜が明けるのを待って、私が前通っていた病院に連れて行った。
先生は問診でまず喘息と診断して、点滴と採血とレントゲンを撮るように指示した。
ところが、レントゲンを見ると今度はCTを撮らせた。
そして、CTのフィルムを見て、開口一番「即、入院してください!」と言った。
・・・・・・
確か、前に私がCTを撮ったときも、(違う先生だが)開口一番そう言われた。
ウソのような話だが、どうやら私たちは2人揃って、「即入院」が必要な病気に罹っているらしい。
しかも、彼の方がより深刻らしい。
「仕事のことがあるので、すぐには入院できない」と言う彼に、
先生は「命の危険があるんですよ。」と説得。
なんでも、CTでは肺に白い網状のものが写っているらしい。
もしや、肺癌??
ネコを飼っていることと、そのネコたちが真菌症の治療中ということを話すと、
そのカビが肺に入ったのかもしれないと言われた。
ほかに心当たりは?と聞かれて、彼が「同居人が原因不明の腹水」と話すと、
その先生は「あぁ、もしかしてこちらにかかられた女性の方?」
どうやら、私の怪病のことはこの病院で知れ渡っているらしい。(汗)
そんなんこんなんで、
「(検査結果を聞きに)月曜日の朝に必ず来てください。」と
「発作が起きたら、救急車を呼んでください。」と念を押されて、
今日はとりあえず入院せずに、3日間薬を飲んで様子を見ることになった。
20代の女性が原因不明の腹水を出す確率ってどのくらいだろう・・・
更にその婚約者が肺の病変で緊急入院が必要になる確率は?
もしかして私たちは宝くじに当たるよりも低い確率の事態に遭遇してしまったのだろうか?
今まで私は自分の病気をさほど深刻に考えていなかった。
手術について悩んだりもしたけれど、きっとなんとかなると根拠のない余裕を持っていた。
しかし、彼の病気のことを聞いて途方に暮れた。
彼にはすぐに入院が必要。
一方、来週金曜日に私の手術がある。
どっちも相手の面倒が見れないし、2人とも入院してしまっては、3匹のネコはどうする?!
それに経済面も厳しくなるだろう。
彼の治療費、私の治療費、ネコの治療費(未だに真菌の治療が続いている)に加え、
マンションのローン。
2人とも入院で働けない(=収入ゼロ)では、家庭崩壊も免れない?
それから、万が一彼の病因がネコにあると診断されたとき、ネコたちをどうすればいいんだろう。
猫アレルギーと判明しても、たとえ腹水の原因が猫にあったとしても、
私はミーアたちを手放すことはできない。
でも、彼がネコたちによって死の危険に晒されているとしたら、
(彼自身は手放したくないと言ってるけど)私はきっとどっちかを選ばなければいけなくなるのでは?
ネコたちを引き取って彼と別れるか、
ネコたちを人に譲って、彼と一緒に住むか・・・
どちらも今の私には選べない。
彼と私の診断が出たら判断しよう。