土曜日、胃カメラの検査を受けた。
前に問診のとき、「とても上手な先生だから、全然大丈夫だよ。」とその先生は言っていた。
がっ、
大ウソつき!!
酷い目に遭ったよ(T_T)
まず、胃の粘膜をきれいにするという薬(液体)を飲まされ、
苦くはなかったけど、なぜか気分悪くなって吐きそうになった。
そして、胃の動きを止めるという注射をされ、「筋肉注射ですから、ちょっと痛いですよ~」
って、ものすごく痛いじゃないですか?!涙目になっちゃった。(←既にこの時点で帰りたくなった)
続いて咽にプシュッと麻酔薬をかけられて、「3分間そのまま口の中に入れてくださいね。」
・・・1分間で挫折、そばにあったティッシュに吐き出して捨てた。
(でも口が痺れて、上手くしゃべれなくなった。)
さて、診察室に入って、いよいよ本番。
マウスピースを咥えた時点で気分悪くなって、「オェッ、オェッ」と苦しむばかり。
そうだった、忘れてた。
私はガムをちょっと長く噛んでも、歯磨きをちょっと長くしても、
口腔に異物を感じるとすぐに「オェッ」となるんだった。(--;;
でも今さら後には退けない。
懸命に気分が悪いのを我慢して、カメラを飲み込んで、
「5分で終わるって言ってたんだから、5分の辛抱だ!」とひたすら自分に言い聞かせていたが、
ん??なにやら先生と看護婦さんがささやき合っている。
「あれ?やっぱり映らないよ。どうしよう。」
「う~ん、さっきから調子がおかしいんだよね。」
「このままじゃ検査は無理だね。」
「仕方ない、患者さんに悪いけど、もう一度やり直すしかないか。」
え~~~~?!!そんなのあり??
気が遠くなりそうだった。いっそうなってくれればよかったんだけど。
あのな・・・なぜ検査の前に確認しないんだ?なぜ私に60cmも飲み込ませといてやり直すの?
とても優しそうで、対応も丁寧な先生と看護婦さんだったけど、
私にはお2人がド・Sじゃないかと思えてならなかった。
結局カメラを一旦抜いて、もう一度やり直すことになり、私の苦難は繰り返された。
なんとか検査が終了した直後は、ショックで口も聞けず、放心状態・・・
診察室を出て待っててくれてた彼を見て、泣きそうになった。
食欲もなく、すぐ家に戻って一休み。
麻酔が切れてから、彼と簡単に昼食を食べて、その後夕方まで寝込んじゃった。
胃カメラがこんなに辛い検査だとは思わなかったよ。
今回の検査で小さな潰瘍が見つかったけど、この先胃潰瘍が酷くなろうと、胃癌になろうと、
もう絶対胃カメラなんか飲まないぞと心に決めた。
ええ、死んでも飲むもんですか。
ちなみに、胃カメラのチューブにこすられて、咽の痛みは3日間続いた。
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