ついに来ちゃいました、ミーアのお嫁さんが。
少し小柄で(3kg)、おめめがパッチリした色白美人。
その名は「ティファニー」ちゃん。
飼い主さんによると、ティファニーちゃんはサカリ始めているそうで、
発情が続く一週間ほど、うちで預かることに。
ミーアは(多分物心ついて以来)初めて見る女の子に大興奮!
犬のような「くぅ~ん」とした甘えた声で近寄ろうとするが、
ティファニーちゃんはどうやらミーアがタイプではなかったらしく、
「フーッ!」「シャーッ!!」と威嚇しまくり。
近寄るミーアに猫パンチ炸裂!!
ミーアはビビッて、あまり接近できないが、それでもあきらめず、
ストーカーの如く、常にティファニーちゃんのあとを追っかけている。
午後5時前に会って以来、ずっとこの調子。
両者の間には、常に一種の緊迫感が漂っていて、目が離せない。
でも、明らかにティファニーちゃんの方が有利。
ミーアのことを威嚇しつつも、ちゃっかりミーアのご飯の残りを食べたし、
教えるまでもなく、自分で猫トイレに入った。とてもお利口さんである。
一方、ミーアはひたすら「アン・・・アン・・・」鳴いて、
出された大好きなごはんも口にせず、(←ティファニーちゃんに食べられちゃった)
いつまでもいつまでも追いかけている。
なので、うちはずっと「ニャォ~ン・・・」と「シャーッ!」の不協和音デュエット。
聞いてる人間の方もいい加減疲れたし、
何よりも2匹ともすごいストレスになると考えて、一旦それぞれ違う部屋に入れることにした。
ティファニーちゃんが眠そうなので寝室へ、ミーアは私とPC部屋。
そしたら、ミーアは必死で訴えながら、一時の落ち着きもなく、
ウロウロとティファニーちゃんの姿を探す。なだめようと抱っこしてもすぐ降りてしまう。
何かママとして、複雑な気分(^^;;
30分後、ティファニーちゃんの様子を見ようと寝室に入った瞬間、
部屋の中に明らかな異臭が・・・
なんと、ティファニーちゃんがお布団の上にウンチしていたのだった!
ヤレヤレ、ついにうちの羽毛布団は猫の糞尿まみれか・・・
キミたち、そこだけは気が合うみたいだから、もうちょっと仲良くしてもいいんじゃないの?
ほどほど疲れてきたので、2匹に好きにさせることにした。
今もミーアが威嚇されて、「キューン」と鳴く声が聞こえる。
ミーア1歳未満、人間で言えば17歳。
ティファニーちゃん2歳過ぎ、人間にしたら24、5の年頃の大人の女?
どうみても、思春期の高校2年生の男の子が、年上のOLさんに恋焦がれている図だよね。
「ミーア、押してばかりではダメだぞ。時には引きなさい。」と彼が恋の秘儀を伝授。
一本気で不器用なミーアには、まだまだ恋の駆け引きは無理のようだ。
さて、ミーアの恋の行方はいかに??
↓ティファニーちゃん(上)に威嚇されて、引いてるミーア(下)。前途多難だ・・・(汗)
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