2005年3月アーカイブ[12/13]ページ

相合い傘

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「また雨だね。」

「イヤですね~。」

 

「そろそろ暖かくなってほしいもんだね。」

「ホントですね~。」

 

「こうして一緒に雨宿りするのも悪くないねぇ。」

「まぁ・・・=(^^)=」

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注:ウェブで見つけた写真です。どこからだったか分からなくなったので、一言ことわることができなかったが、不都合がありましたら、ご一報ください。

ティファニーちゃんが来た日の夜、ついにミーアがティファニーちゃんを口説き落とした!

 

ミーアがティファニーちゃんの首筋をくわえ、背中に乗ったのはいいが、

どうも初めてのことで、しばらく乗ったまま、2匹とも固まっていた。

そのうちティファニーちゃんが痺れを切らして、「ヴー」とうなって、

まるで「早くしなさいよ。」と言っているようだ。

ミーアは「アンアン」と鳴き、(「ごめんなさい、もうちょっと待って。」)

お尻をモゾモゾさせ、ポジションを探っていたが、

ついに怒ったティファニーちゃんに「シャーッ!」と振り落とされてしまった。

それからティファニーちゃんは床にゴロンゴロンと体をこすりつけ、悔しげにお尻を舐めては、

「ア・・・ン」と甘い鳴き声。

何だか不本意ながら体を許したのに、ミーアがド下手で欲求不満のようだ。

ミーアはそばでオロオロと見守るばかり、たまにティファニーちゃんと目が合うとビビッて「キュン」と鳴く。

ティファニーちゃんはゴロンゴロンしてるうちに、ミーアの近くにずって行って、

「このバカ!!」と言わんばかりに猫パンチ!

あぁ、ミーア面子丸つぶれ。(^^;;

 

その後もミーアは何度も名誉挽回しようと近づこうとするが、ティファニーちゃんが許さない。

「まぁまぁ、ティファニーちゃん、一度そういう仲になったんだから、もう諦めて、うちの子を受け入れてあげて。」

と情けないわが子のために、親からお願い。

「何であたしが・・・こんな子供、いやよ。あたしはもっとたくましくて、マッチョな彼がほしかったのに~」

「うちのバカミーアはちょっと不甲斐無いけど、でもとても優しいから、大事にしてくれるよ。ね。」

「・・・しょうがない。ううう、悔しい~」

 

とまぁこんな感じで、ティファニーちゃんはしぶしぶとOKしてくれたようだ。

昨日は2匹で何度も交尾しているところを目撃!

ミーア、少しは上手になれたかな?(^^;;

 

定番の日向ぼっこスペースをティファニーちゃんにとられて、隅っこで縮こまっているミーア。

この後、ティファニーちゃんににらまれて、自分から飛び降りた。

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土曜日の夜から、日曜日一日、ミーアはずっとティファニーちゃんを追い掛け回していた。

スキあらばと背中に乗っては、マウンティングを繰り返していた。

もうほとんど飲まず食わずで、多分夜もあまり寝てない。

大好きなウォルサムまでいっぱい残した。

ティファニーちゃんはちゃんと食べてるし、トイレにも行っているようだ。

さすがに心配になって、今日会社で病院に電話かけちゃった。

「あの・・・うちのバカ息子が十数回、いや、へたしたら数十回も交尾してるんですけど、大丈夫でしょうか?」

「あぁ、大丈夫ですよ。猫は刺激排卵ですから、交尾して排卵するんですよ。それで妊娠して、メス猫のさかりも止まるから、そのうち交尾もなくなります。」

やっと安堵した。

 

夜、帰宅してみると、ミーアが2日ぶりに玄関まで出迎えに来てくれた。

なでてあげると、ゴロゴロ言ってくれた。2日ぶりに聞くゴロゴロに、ちょっと涙が出ちゃった(^^;;

だって、ティファニーちゃんが来てから、ミーアは私のことがまるで眼中になかった。

抱っこしてもジタバタと嫌がって飛び降りるし、触っても体中に力が入ってるのがわかった。

そして、ご飯もほとんどなくなっていた。よかった・・・

 

2匹の様子にも変化が。

ミーアがティファニーちゃんに近づいても、

ティファニーちゃんは威嚇しないし、むしろ自分から擦り寄ってきたりする。

ミーアもおどおどしていた時と違って、ティファニーちゃんに毛づくろいしてあげたりする。

やっと受け入れてもらったみたい。

2匹で追いかけっこして遊んでいる。

ほとんどミーアが追いかけているのだけど、まだ遊び盛りの子猫だからね。

大人のティファニーちゃんはちょっと迷惑そう。

 

今夜、やっと落ち着いて眠れそうだ。

 

 

「ねぇねぇ、あそぼ?」

「ヤ~ダ」

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追いかけっこの後

「運動したにゃ~♪」

「・・・フン」

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