彼との結婚話は破談となった。
原因は・・・
ミーアのオシッコ。
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最初から話そう。
昨日残業して帰ったら、またミーアにヤラレタ。
しかも今度は新しいベッドの上で。
新しい布団カバーを筆頭に、
ミーアの臭いオシッコは羽毛布団を浸透し、
シーツを通り抜け、
電気毛布を濡らし、
ベッドパッドに染み渡った。
辛うじてベッドのマットレスには匂いが少し染み付いただけで、
水分はあまり(?それほど)付かなかったのがせめてもの救いだった。
ミーアっ!!この前はトイレが汚かったから仕方ないと怒らなかったけど、
今度は何の抗議??
猫トイレだって猫砂だって、キミが何ヶ月も使ってるものだぞ!
砂も先週全部取り替えたばかりだぞ!!
使い慣れてないからとか、汚いからとか、言わせないわよ?
毎日一緒に遊んでいるし、ごはんだってキミのお気に入りのものにしたじゃないか!
一体何が不満なんだ?!!
それとも何?この前羽毛布団でオシッコしたのが、ものすんごくキモチよくて、やめられないというのかっ!
ハァハァ・・・
と、ここんところ溜まっていたストレスも手伝って、私はブチ切れる寸前。
汚れたものを取替え、洗濯機を廻し、部屋にスプレーをシュッシュッとかけた。
布団はベランダに干して、匂いを取る。
(何が悲しくて、夜10時から布団を干さなきゃいけないのか・・・)
ま、ここまではミーアのいたずらで、
それがどうして私たちの破局に繋がったかというと、
冷静になろうと片付けたが、イライラが収まらず、ミーアにその怒りをぶつけられないから、
彼にグチを言ったのである。
しかも過激なことまで言ってしまった。(言っただけなのに)
そしたら、彼をそれを真に受けて(?)、「そんな人とは結婚したくない」と言い放った。
「じゃあ結婚しなくて結構よ。」私も受けて立つ。
見事
破談
というわけさ、ジャンジャン
その後、そしらぬ顔で私の周りをウロウロするミーア。
フッ、読めたぞ、ミーア。
これがキミの狙いだったのね??
完敗・・・ガクッ