朝早起きして、最初にしたことはカーテンを開けて天気の確認。
晴れてはいないが、雨は止んでいた。とりあえず、ホッとした。
一応前日にダイビングショップに電話で確認したところ、
「ダイビングは海の中に入るので、波が大きくない限り、雨くらい降っても大丈夫ですよ。」と言われた。
まぁ、確かに理屈では、どうせ海に入っちゃえば濡れるから、雨で濡れてもどうってことはないんだけど・・・
そういう問題じゃないと思うのよね。
とにかく、雨が止んでよかった♪
本部から車をビュンビュン走らせて那覇へ。集合時間より20分も前に港に着いた。
しかし、探しても探してもそれらしき船が見つからない。いつの間にか集合時間を過ぎていた。
ん?これはおかしいとまたもショップに電話。現在地を説明すると、
「あぁ、その港ではないです。そのとなりの港です。」
きゃ~、恥ずかしい。方向音痴バレバレ?(^^;;
慌ててとなりの港に向かうと、既にスタッフと参加者全員が乗船していた。遅れてごめんなさいm(_ _)m
船に揺られてクルージングを楽しむ(?)こと約1時間、慶良間諸島の最初のダイビングポイントに到着。
すごく緊張してたけど、インストラクターの説明をしっかり聞いて、装備も装着して、気分はもうダイバー?
まず足から海の中へ・・・
ひぃ~~~、飛び上がるほどの冷たさ。
でもここでやめるわけにはいかない。
意を決して全身を沈めると、「体ごと入っちゃえば寒くないよ」という彼は言うが、やっぱり寒い!
ブルブル震えながら、インストラクターの指示に従って、ロープ伝いに少しずつ潜って行った。
海の中はまさにアクアグリーンの世界。
水の色がこんなに美しいとは思わなかった。
そして水面から差し込む光がゆらゆらと幻想的な雰囲気を醸し出す。
何よりも驚いたのは魚の多さ。
しかもみんな人慣れしてるのか、全然怖がらずに悠然と目の前を泳いでいく。
時々、「あんた、だれ?」と不思議そうな表情で寄ってくる魚もいた。
前日は水族館で魚たちを見てきたが、なんだか今度はこっちが魚に観察されてるような気分だった。
30分程で一回船に上がって、クルージングしながら昼食をとり、
午後は一休みしてから、2本目のダイビング。
今度はまた別のポイント。
さっきの場所では見られなかったクマノミ発見!(と言ってもインストラクターに教えてもらったのだけど。)
2本目は1本目よりも慣れたので、余裕が出て、たくさん魚を見ることができた。
(1本目はインストラクターの方ばかり見てた、汗)
2本目どうしますか?と聞かれたときは、正直寒さで少し躊躇していたが、2回潜って正解だった。
水温さえこんなに寒くなければ、絶対ハマッちゃうところだった。
今度、暖かいときにまたやろうねと彼と約束。
(それにしても、私が死ぬほど寒かったというのに、彼は全然寒くなかったと言っている。おかしい人。)
みんな同じに見えるけど、↓が私
今回のダイビングでいろんなことに気付かせてもらった。
海の美しさも、魚の可愛さにも感動した。
でも、一番嬉しかったのは、
泳ぎの下手な私が水中での体のコントロールに苦戦していたとき、彼がさっと手を伸ばして、
私の手を引いて、一緒に泳いでくれたこと。
すごく心強かった(^^)
本当に素敵な誕生日プレゼントだった。
夕方、本島へ帰る途中で太陽が出てきた。
心地よい脱力感に浸って、みんなデッキの上で一眠り。
港にもどって、ショップに寄って支払いをしてから、2日目のホテルへ。
シャワーを浴びてサッパリしてから、ガイドブックで紹介された近くの居酒屋で夕食。
そのあとちょっと不愉快なことがあったけど、
ミラクルワールド沖縄での2日目は感動の余韻の中終わった。