入院2ヶ月にしてようやく診断がつき、先週月曜日から治療が開始されると告げられ、
これからさらに長期戦になると覚悟を決めて、
軍備品(パジャマ4セット、フェイスタオル&バスタオル4セット、下着2週間分、本と雑誌二十数冊・・・)
を補充して意気揚々と病院に戻ったのだった
がっ!!
治療は1日目にして中止、そして先生から
「退院していいですよ。」
と告げられた。
・・・・・・
???
あの~、これ、なんかのドッキリですか?
私、世にも珍しい癌にかかってて、治療が効くかどうかも分からないぐらいやばくて、
よしんば効いたとしても完治は無理で、抗がん剤の副作用もあったりで、
自分で調べたサイトに「この病気は診断されてから1~2年で死亡する」という文字が書かれていて、
あぁ、死ぬのは怖くないけど、ミーアたちの面倒を見れなくなるのが悔しいなと泣く泣く腹を決めた・・・
というのに、
治療もしないで、退院だと???
ジョーダンにしてはきついよ(--;;
まさか、もう治療の必要もないぐらい、既に進行してしまって、どうせ手遅れだから、
「好きなものを好きなだけ食べさせてあげてください。」みたいな?
「残りの時間を好きなように過ごしてください。」みたいな?
「思い残すことのないよう」みたいなァ???
なわけないか(^^;;
なんせ本人はピンピンしてるもんね。
どうやらいざ治療を始めようとして、お腹にブスリと針を刺して腹水を抜こうとしたら、
ちっとも水が引けてこなくて、おかしいな~と場所を変えブスリブスリと何度も刺してはみたものの、
一向に水が引けない。
今まではベネズエラの石油みたいに湧き出る(?)腹水が、どうも減っているらしいと、
(石油も減り続けている、資源は大切に)
CTを撮ってみたらば、やっぱりそうだった。
もし本当に悪性なものだったら、何もしてないのに自分でよくなったりするはずがない。
というわけで治療は急遽中止されたのだった。
哀れや私のお腹には針の跡がポツンポツンと7つ、
彼に見せたら、「北斗七星みたいだな(笑)」と言われた。
って、私はケンシロウ??ぷっ
いやいや、そんなくだらない笑い話言ってる場合じゃないわ。
なんと、やっとついた診断が間違ってるかもしれないというのだ。
(まぁ、間違いであってくれた方が嬉しいけど)
でも過去に3例しか症例がなかったから、参考になるデータも少なくて、
確信できないのは仕方ないと思う。
そこで先生は他の大学に私のデータを送って、確認を取ることにした。
そしてその結果が戻ってくるには時間がかかりそうだから、
ず~~~っと外泊してても意味ないから、
(一時)退院したらどうかってこと。
確認の結果が、
「いや、これは違う病気だ」となれば、もしかして入院治療が要らないかもしれないし、
「やっぱりそうだ、間違いない!」となれば、再入院すればいい。
と言われて納得した私は、
なんと!
実は、既に退院していて、
しかも?
昨日からフツーに会社に出勤しちゃってます(^^;;
(といっても勤務時間は3~4時間程度だけどね。)