儚い命

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夕べは私にとって、なかなか眠れない夜だった。
 
 
 
実は、昨日ウインクを病院に連れて行って、心臓の検査を受けてきた。
 
ウインクは生まれつき心臓に畸形があると予想されていた。
 
それはうちに迎える前から分かっていて、あえてウインクを家族に選んだ理由でもあった。
 
前の家のずさんな管理による寄生虫、バクテリア、真菌といろいろな障害を乗り越え、
 
5ヶ月半齢になった今、ウインクは見事に育ってくれて、体重も2.5kgになった。
 
いつも診てくださっている先生は、
 
「本当によく育ったね。2キロを超えられないじゃないかと思っていた。」とほめてくださった。
 
そして、体重が2キロを超えたし、健康状態もいいので、心臓の検査を勧められた。
 
どういう畸形なのか、治せる病気なのか、手術ができるかどうか・・・などを調べるために。
 
もし、治せる病気なら、絶対に治してあげたい、それが私と彼の決意だった。
 
 
 
診察室に入って、いつもど~んと構えていたのに、今回ウインクはすごく緊張したようで、
 
肉球にべっとりと汗をかいて、診察台にいくつものちっちゃな足跡を残した。
 
先生が触診しようとしたとき、
 
家では絶対に抱っこさせてくれないウインクが自分から私の腕に乗ってきた。
 
抱っこしてあげると安心したようにゴロゴロのどを鳴らした。
 
「おいおい、抱っこが嫌いじゃなかったの?」とからかったが、すごく嬉しかった。
 
一通り診察が終わって、検査を受けるためウインクを預けた。
 
 
 
待つこと1時間半、ウインクが帰ってきた。
 
検査で疲れたのか、少ししてキャリーバッグの中で眠った。
 
早速先生から検査の結果を説明してもらった。
 
受けた検査はレントゲン、超音波と心電図。
 
それらによると、心臓に4つの畸形が見られる「ファロー四徴症」という先天的心臓病だそうだ。
 
(注:心室中隔欠損・肺動脈狭窄・大動脈騎乗・右心室肥大の四奇形)
 
このままほうっておくと、チアノーゼや多血症などの症状が現れ、
 
日常の活動がつらくなり、最後には・・・・・・
 
しかし、治療となれば、手術で心臓の畸形を正常な形に戻すということになるが、
 
やり方として、一旦心臓を停止させなければならない。これが危険極まりない。
 
日本で犬や猫などの小動物にこのような手術を施している先生は4人しかいなく、
 
さらに、猫の手術をしている先生はたった一人で、青森のある大学にいるという。
 
それで確実に治るなら、青森でも北海道でもブラジルでも行くわ!
 
だが、この手術はリスクが大きく、成功率はよくて五分五分と言ったところ。
 
かなりの確率でそのまま死んでしまうということ。
 
「では、手術をしないで、薬などで症状を和らげる治療をしたら、あとどのくらい生きられますか?」
 
「そうですねぇ、運がよければ1、2年、急に悪化すれば、半年もないかも・・・」
 
そう告げられたとき、必死で涙をこらえた。
 
 
 
目の前にいるこのかわいい命が、
 
家で元気に走り回って、お父さんミーアとも普通にプロレスごっこしているこのやんちゃな子猫が、
 
あとわずか半年で、1歳の誕生日を迎えることなく死んでしまうかもしれないなんて、
 
とても受け入れられなかった。
 
かと言って、手術を受けさせる決断も私にはできない。
 
リスクがあまりにも大きいからだ。
 
もし手術でウインクを亡くしてしまったら、私はきっと後悔する。
 
「手術しなければ、もう少し長生きできたのに」と。
 
 
 
イチかバチかのギャンブルか、
 
それとも、確実に死に向かう日々を見守るか、
 
本当にどうすればいいのだろう・・・
 

 
病院から戻って、動物番組を観ているウインク
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キャットタワーで一眠り (今日はお疲れだったね)
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心配事はこれだけでは終わらなかった。
 
夜、肺の再診に行っていた彼から驚くべき結果を聞いた。(これはまた次の記事で)
 
更に、ジュニアが軟便をして、しかも血が混じっていた!
 
明日また病院に連れて行って診てもらうが、うちはいったいどうなってしまうのかしら??

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