2005年12月 8日アーカイブ[1/1]ページ

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急展開

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入院2ヶ月にしてようやく診断がつき、先週月曜日から治療が開始されると告げられ、
 
これからさらに長期戦になると覚悟を決めて、
 
軍備品(パジャマ4セット、フェイスタオル&バスタオル4セット、下着2週間分、本と雑誌二十数冊・・・)
 
を補充して意気揚々と病院に戻ったのだった
 
がっ!!
 
治療は1日目にして中止、そして先生から
 
退院していいですよ。
 
と告げられた。
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
???
 
あの~、これ、なんかのドッキリですか?
 
私、世にも珍しいにかかってて、治療が効くかどうかも分からないぐらいやばくて、
 
よしんば効いたとしても完治は無理で、抗がん剤の副作用もあったりで、
 
自分で調べたサイトに「この病気は診断されてから1~2年で死亡する」という文字が書かれていて、
 
あぁ、死ぬのは怖くないけど、ミーアたちの面倒を見れなくなるのが悔しいなと泣く泣く腹を決めた・・・
 
というのに、
 
治療もしないで、退院だと???
 
ジョーダンにしてはきついよ(--;;
 
まさか、もう治療の必要もないぐらい、既に進行してしまって、どうせ手遅れだから、
 
「好きなものを好きなだけ食べさせてあげてください。」みたいな?
 
「残りの時間を好きなように過ごしてください。」みたいな?
 
「思い残すことのないよう」みたいなァ???
 
 
 
なわけないか(^^;;
 
なんせ本人はピンピンしてるもんね。
 
 
 
どうやらいざ治療を始めようとして、お腹にブスリと針を刺して腹水を抜こうとしたら、
 
ちっとも水が引けてこなくて、おかしいな~と場所を変えブスリブスリと何度も刺してはみたものの、
 
一向に水が引けない。
 
今まではベネズエラの石油みたいに湧き出る(?)腹水が、どうも減っているらしいと、
 
(石油も減り続けている、資源は大切に)
 
CTを撮ってみたらば、やっぱりそうだった。
 
もし本当に悪性なものだったら、何もしてないのに自分でよくなったりするはずがない。
 
というわけで治療は急遽中止されたのだった。
 
哀れや私のお腹には針の跡がポツンポツンと7つ、
 
彼に見せたら、「北斗七星みたいだな(笑)」と言われた。
 
って、私はケンシロウ??ぷっ 
KDSD-40.jpg
いやいや、そんなくだらない笑い話言ってる場合じゃないわ。
 
なんと、やっとついた診断が間違ってるかもしれないというのだ。
 
(まぁ、間違いであってくれた方が嬉しいけど)
 
でも過去に3例しか症例がなかったから、参考になるデータも少なくて、
 
確信できないのは仕方ないと思う。
 
そこで先生は他の大学に私のデータを送って、確認を取ることにした。
 
そしてその結果が戻ってくるには時間がかかりそうだから、
 
ず~~~っと外泊してても意味ないから、
 
(一時)退院したらどうかってこと。
 
確認の結果が、
 
「いや、これは違う病気だ」となれば、もしかして入院治療が要らないかもしれないし、
 
「やっぱりそうだ、間違いない!」となれば、再入院すればいい。
 
と言われて納得した私は、
 
なんと!
 
実は、既に退院していて、
 
しかも?
 
昨日からフツーに会社に出勤しちゃってます(^^;;
 
(といっても勤務時間は3~4時間程度だけどね。)
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