2005年8月アーカイブ[6/12]ページ

さて、一夜明けて、日曜日の朝、
 
仔猫たちは飲んで、食べて、遊んで、寝て、合間にトイレ行って、
 
すっかり馴染んできたようだ。
 
でも、ミーアは相変わらず、「フニャ・・・」、「ンァ・・・」と情けない声を出しながら、
 
仔猫を追い掛け回す。
 
首に噛み付こうとしたり、仔猫に威嚇されて後退りながら猫パンチのふりをしたり、
 
ごはんも一日食べていなかった。
 
まるでお嫁さんネコたちがうちに来たときのような反応だ。
 
 
 
ん?待てよ?
 
いいこと思いついた
 
さっそく電話で救援を頼んだ。
 
夕方、強力な助っ猫のご到着!
 
ジャーン!!女帝ティファニーのお出ましだ~
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実は、ティファニーちゃんはちょうど発情中だった。
 
もしかして、仔猫たちにもティファニーちゃんのフェロモンがついて、
 
ミーアはそれに反応していたのかもしれない。
 
どっちにしても、ミーアが追い掛け回すなら、
 
か弱い仔猫たちよりも、女帝ティファニーの方が断然ノープロブレム!!
 
ミーアがティファニーちゃんに気を取られている間に、仔猫たちはこの家になじみ、
 
そして、交配が終わって、ティファニーちゃんが帰る頃には、
 
おバカなミーアのことだから、きっと仔猫たちがずっと前からいたと思い込んでいるでしょう。
 
それに、ティファニーちゃんは前回の交配で妊娠したものの、残念ながら流産してしまったので、
 
先方とはまた交配させる約束になっていたのだ。
 
まさに一石三鳥!(^^)b
 
 
 
案の定、ティファニーちゃんが来てから、ミーアはもう仔猫のことなんかまったく眼中に無くなって、
 
ティファニーちゃんを口説き始めた。(「セクハラ」とも言う。汗)
 
分かりやすいヤツだ。(^^;;
 
おかげで、仔猫たちはのびのびと遊び、いっぱい眠れるようになった。
 
もっとも、ティファニーちゃんに近づくと猫パンチされるが・・・
 
 
 
でも、家の中が静かになったかというと??
 
一方でミーアとティファニーちゃんが愛のデュエット、
 
一方でウインクとゲンチビが兄弟バトル、
 
合間にティファニーちゃんがチビたちを威嚇する声や、
 
ミーアの「フニャ・・・」「ク~ン・・・」が鳴り響き、
 
4匹の猫がランダムに2組となって、家中ドタバタ走る状態になってしまったのである。(^^)
 
これほどのにぎやかさは我が家にいまだかつて無かった。
大騒ぎしていた猫たちは、やっと疲れたらしい。
 
みんなでエアコンの効いてるリビングでお昼寝。
 
私はエアコンのない、閉め切ったPC部屋で汗だくになりながら、ブログ更新中(^^;;
 
みんな伸びてるね~
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床にはミーア、テーブルにはティファニー、寝椅子にはゲンチビ、
 
って、チビが一番えらそうじゃないか。(ミーアは一番下。)
 
気持ちよさそうに寝ているゲンチビ
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ウインクはというと、お気に入りのトイレの砂落としの上で寝ていた。
 
ここがボクの特等席
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仔猫が来てから早くも4日目が過ぎようとしているが、
 
この2日の間にまた新しい難題が!
 
 
 
実はウインクが来てからずっとゲリッぴーで、毎回水っぽい便を出している。
 
最初は環境が変わったストレスや、ミーアに追い掛け回されたストレスとか、
 
ごはんが今までと違うから消化がよくないとか、が原因かもと思っていて、
 
ティファニーちゃんを迎え、ミーアの関心を逸らして、
 
ごはんも前の家でもらったものと同じサイエンスダイエットのグロースを水でふやかしたものにして、
 
お母さんのお乳は用意できないけど、できるだけ近いものにして食べさせた。
 
でも、やっぱり一向に改善されないまま、丸2日経ち、心配がどんどん募った。
 
本にゃんは下痢する以外、至って元気で、食欲もバツグンだが、病院に連れて行くことにした。
 
昨日の夕方、電話で予約して、事情を話したら、2にゃんとも検査した方がいいと言うので、
 
仔猫たちをキャリーに入れ、すぐさまタクシーで病院へ。
 
 
 
病院で、仔猫たちは一通りの健康診断を受けた。
 
おしりに体温計を突っ込まれたときはものすごく暴れて、押さえているのがつらかった。
 
(ミーアの時いつも押さえるのは彼の役目。)
 
そして検便した結果、寄生虫がいることが分かった。
 
ミーアが2匹のおしりをぺろぺろなめていたし、トイレも共同なので、うつっている可能性大。
 
全員分の薬をもらって飲ませることに。
 
さらにハゲのことや、ウインクの心臓のことなど、先生と相談した。
 
やっと家に着いたのが8時半、彼も心配で早く帰っていた。
 
疲れた~~
 
とりあえず4匹に薬を飲ませて、ご飯を食べさせて、ゆっくり休もう・・・・・・
 
と思っていたが、これが大変!
 
4匹からものすごい抵抗を受けた。
 
病院で教わったとおり、粉薬を水で溶かして、スポイトでお口にぴゅっ。
 
ところがこれが全然うまくいかない。
 
仔猫たちはまだ力ずくで口をこじ開けて飲ませられたが、
 
大人猫たちは彼と二人がかりで押さえてももがくわ、ひっかくわと飲んでくれない。
 
特に女帝ティファニーのお怒りはすごいもので、私たちの足や腕に見事な傷をつけてくれた。
 
やっとの思いで飲ませても、これ見よがしに、目の前でゲェゲェやって、全部吐き出してしまう。
 
一番飲ませたいウインクのヤツなんか、胃の中の未消化物まで戻してくれた。(--;;
 
もう、どうしたらいいのか・・・
 
深い無力感に陥る大人2人。
 
 
 
彼が人間用のご飯を作ってくれて、この日まだ何も食べてないことに気付いた。
 
そしてさらに重大なことにも気付いてしまったーーーー
 
この日は私のCT検査の日だったのだ!!
 
ガーン!仔猫のことばかり気を使っていて、自分の病気のことを忘れてしまった。
 
でも自分のことはともかく、ネコどもよ、お願いだから、薬を飲んでくれ~~
 
これから1週間、戦いは毎日繰り返される模様。(しかも、朝晩2回)

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