2005年3月アーカイブ[11/13]ページ

DANGER!!

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猫はとても危険な生き物だと思う。

そして、ネコと一緒に寝るということは、まさに極まりなくデンジャラスな行為である。

 

と今朝、しみじみ実感した。

 

夕べ、いつものようにミーアを抱っこして眠りについたが、

朝5時前、なぜか目を覚ましてしまった。(普段はアラームが鳴り枯れるまで暴睡)

ミーアは布団の中にはおらず、家のどこかで「にゃ~にゃ~」鳴いていた。

なだめるように、「ミーア、おいで」と言うと、

ミーアは走ってきて、ベッドの上に飛び乗ってきた。

そして、なにやら布団を上を歩きながらクンクンしている。

眠かったので、無視してそのまま寝ようと思ったが、次の瞬間、

「ハッ!!!」

と思い当たって体を起し、手を伸ばすと・・・・・・

 

ヤラレタ。

 

「ミーア~~~、ママが寝てるそばからオシッコするやついるかい!!」

言葉もむなしく、当のミーアは実に清々しい顔でトコトコ去っていく。

粗相をやめたかと思ったら、ただの気まぐれだったのね。

でも、こんなことでめげるママではないぞ。だってもう日常茶飯事だもんね。(^^;;

一番上の被害に遭った毛布を洗濯機に入れ、洗濯機を起動させ、

そのままベッドへ。

いつも起きる時間までまだ2時間ある。もう一眠りしようっと。

だが、ミーアの恐ろしさはそれからだった。

 

途中で一回起きたせいか、あまり熟睡できず、何度も何度も目を覚ましてしまう。

その度、枕元でミーアが寝ていて、すぴーすぴーの寝息を聞きながら、こっちもまた眠くなってくる。

こうして眠っては目を覚まし、ミーアを見てはまた眠る、

ということを繰り返しているうちに、

「ハッ!!!」

と飛び起きれば、時既に遅しーーーー

30分以上寝坊してしまった。

慌てふためく私の足元に、ミーアがゴロンゴロンとおねだりのポーズ。

(--;;

はいはい、ご飯ね。今作ったげるから。

 

なんとか遅刻は免れたが、とても心臓に悪い。

 

皆さんも、ネコとお休みになるときは、ご注意を。(^^)

いよいよ明日!!

ミーアのお見合い相手のネコちゃんが我が家に来る。

 

予定としては、

午前中ミーアを病院に連れて行って、いろいろ検査をする。

生まれてくる仔猫のために、遺伝する病気のウィルスを持ってないかなどをチェックするのである。

多分、大丈夫なはず。

でも一応しておいた方がミーアのためにもなるし、相手に対する誠意でもある。

 

午後、お嫁さんネコちゃんと顔合わせ。

ミーア、ちゃんと仲良くできるかな。

ずっと一人で育ってきたから、他のネコとの付き合い方を知らないんだよね。

それに、性教育もしてないから、ちゃんと「こと」ができるかな・・・(^^;;

     (↑普通しないか。)

ま、ここは本能を頼りに頑張ってもらうしかないな。

 

今回ダメでも、相手の方にはもう1匹メスのネコちゃんがいるから、

今度はそっちをつれてきてもらえることになっている。

よっ、ミーア、この幸せ者っ!

 

で、生まれた仔猫は、最初は1匹だけ分けてもらえる話だったが、

「家が猫屋敷になる!!」と言って、元々ミーアにお嫁さんを迎えることを却下していた彼が、

この前のドライブの時、

「2匹もらってきてもいいよ。どうせなら、2匹一緒の方が淋しくないだろうし。」

とお許しを出したのだ。

なぁ~んだ、結局彼も仔猫がほしいんじゃん(^o^)/

早速先方に相談して、2匹分けてもらえることになった。

 

ミーア、頑張るんだよ。(って何を?)

ついに来ちゃいました、ミーアのお嫁さんが。

少し小柄で(3kg)、おめめがパッチリした色白美人。

その名は「ティファニー」ちゃん。

 

飼い主さんによると、ティファニーちゃんはサカリ始めているそうで、

発情が続く一週間ほど、うちで預かることに。

 

ミーアは(多分物心ついて以来)初めて見る女の子に大興奮!

犬のような「くぅ~ん」とした甘えた声で近寄ろうとするが、

ティファニーちゃんはどうやらミーアがタイプではなかったらしく、

「フーッ!」「シャーッ!!」と威嚇しまくり。

近寄るミーアに猫パンチ炸裂!!

ミーアはビビッて、あまり接近できないが、それでもあきらめず、

ストーカーの如く、常にティファニーちゃんのあとを追っかけている。

 

午後5時前に会って以来、ずっとこの調子。

両者の間には、常に一種の緊迫感が漂っていて、目が離せない。

でも、明らかにティファニーちゃんの方が有利。

ミーアのことを威嚇しつつも、ちゃっかりミーアのご飯の残りを食べたし、

教えるまでもなく、自分で猫トイレに入った。とてもお利口さんである。

 

一方、ミーアはひたすら「アン・・・アン・・・」鳴いて、

出された大好きなごはんも口にせず、(←ティファニーちゃんに食べられちゃった)

いつまでもいつまでも追いかけている。

 

なので、うちはずっと「ニャォ~ン・・・」と「シャーッ!」の不協和音デュエット。

聞いてる人間の方もいい加減疲れたし、

何よりも2匹ともすごいストレスになると考えて、一旦それぞれ違う部屋に入れることにした。

ティファニーちゃんが眠そうなので寝室へ、ミーアは私とPC部屋。

そしたら、ミーアは必死で訴えながら、一時の落ち着きもなく、

ウロウロとティファニーちゃんの姿を探す。なだめようと抱っこしてもすぐ降りてしまう。

何かママとして、複雑な気分(^^;;

 

30分後、ティファニーちゃんの様子を見ようと寝室に入った瞬間、

部屋の中に明らかな異臭が・・・

なんと、ティファニーちゃんがお布団の上にウンチしていたのだった!

ヤレヤレ、ついにうちの羽毛布団は猫の糞尿まみれか・・・

キミたち、そこだけは気が合うみたいだから、もうちょっと仲良くしてもいいんじゃないの?

 

ほどほど疲れてきたので、2匹に好きにさせることにした。

今もミーアが威嚇されて、「キューン」と鳴く声が聞こえる。

ミーア1歳未満、人間で言えば17歳。

ティファニーちゃん2歳過ぎ、人間にしたら24、5の年頃の大人の女?

どうみても、思春期の高校2年生の男の子が、年上のOLさんに恋焦がれている図だよね。

「ミーア、押してばかりではダメだぞ。時には引きなさい。」と彼が恋の秘儀を伝授。

一本気で不器用なミーアには、まだまだ恋の駆け引きは無理のようだ。

 

さて、ミーアの恋の行方はいかに??

 

↓ティファニーちゃん(上)に威嚇されて、引いてるミーア(下)。前途多難だ・・・(汗)

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